2007年01月18日

思うことつらつら

看護師さんに、「シロクマさんっていつも前向きだよねーぴかぴか(新しい)
と言われたことがある。
ケモ室で点滴してた時だった。

自分では「前向き」という言葉がふさわしいとは思わないのだが、
看護師さんにそういうふうに見られたのは、わからないではない。
(その頃は、子どもが産めない自分というのもあまり意識しておらず、
今以上にのんきに見えたことだろうし。)

告知されたときも含め、
基本的には泣かず騒がず、淡々と治療を受けてきたし、
初めて出会う治療に興味津々だったのは事実。

でも、「前向き」といえるような、美しく(?)立派な感じは私にはない。

しこりをみつけたとき、「今から落ち込むことはない。
病院でがんって言われてから落ち込めば十分。」と思った。

がんといわれたとき、「悲劇のヒロインにはなりたくない」と思った。

そうして淡々と過ごしてたら「前向き」に見えたらしい。
まあ、後ろ向きではないよねー。

でもハッキリ言って私は、それまでの人生同様、
ぼーーーっと「がん患者である私の人生」を生きているに過ぎない。

まあ一応、節目節目では、いろいろ考えてはいる。
いるけれど、基本的には流れに乗って、ぼーっと生きてるのだ。

本来、人間としては、もう少しジタバタするべきだったんじゃないかと思う。
感情はある程度表へ出して、溜め込まないほうがいいような。

そして、家族や周囲の人に、恐いとか苦しいとかアピールするのも、
自分と家族らの双方にとって、本当は必要なことなんじゃないかとも思う。

ん・・・?
私は感情を溜め込んだのだろうか??
すごく恐いとか苦しいとか、思ってただろうか??
「がんか。じゃあどうなるのか、次いってみよ〜ダッシュ(走り出すさま)
みたいな気持ちはなかったか??
うーん、ロールプレイングゲームじゃないんだから・・・。

もし、私に小さい子どもがいたとしたら、
ぜーったいにこんなに落ち着いてはいられなかったと思う。

守らなくちゃならないものが少ないから、淡々としてられるんだな、と。
守るべきものが少ないと、生きていこうというモチベーションが
イマイチ上がらないという面もあるような気もするけど・・・。

ちなみに、守るべきもの、って別に家族とかだけでなく、
これまでがんばって生きてきたことそのものとか、
大きな意味でネ。

・・・なーんて、つらつらと書き連ねたけど、深い意味はない。(笑)
でも自分の感じたこと、考えたことの備忘録として、アップ!
posted by シロクマ at 21:10| 東京 ☀| Comment(12) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私はなんだか、ロールプレイングゲームみたいな気分でいます。

まあ、自分の気持ちで、進み方を変えたり、
思わぬ援軍が出てきたり、ダメージを受けて
体力がなくなったり…。

告知の後、一時的に落ち込んだけど、それからは、
淡々とこなしてきた手術、治療。

おもしろおかしく進めていかないと、恐怖に押しつぶされそうに
なってしまいそう。
ある意味、前向きを装っているのかもしれないし、
これが地かもしれないし、自分で自分が理解できない
ときもある。
とにかくいえることは、「生」に執着しているということかな?

しろくまさん、リンクさせていただいてもいいですか?


Posted by よつば at 2007年01月18日 22:19
こんばんは。
私も淡々としてる。あわてず騒がず。
だってどうしようもないもん。
私も子どもとかいたら違ってたかも。
まあ、長い付き合い、冷静と情熱と半々で行きましょう。ね!
Posted by y-maki1107 at 2007年01月18日 22:44
シロクマさんこんばんわ^^
 わたしもちょっと似てるかも・・・
 怖い感情はもちろんありましたが、いつまでも思っていられないいい加減な性格だし・・・
この病気は 経過観察が長いということを
病気になってから知ったわけですが、こんなにはじめから落ち込んでたら息切れしちゃうから まだだな!!なんて思ってるんですよ。 
Posted by deko at 2007年01月18日 23:19
こんにちは!
私、突っ走るほうだからなぁ〜^^;
とり合えず、走って、疲れて、止まって、考える。って感じ?
けれど、考える時にはもう結果が決まっていたりしてね(苦笑)
結局の所、なぁ〜〜んにも考えていないの。
これも問題よね^^;
人生なるようになる!って夫に言ったら呆れられたけれどね・・>。<
Posted by kota at 2007年01月19日 11:38
>よつばさん
リンク、どうぞ、よろしくお願いします〜。
私のほうからも相互リンクさせてくださいまし。

RPGしてるような感覚、やっぱりありますか〜。
うんうん、前向きを装ってるっていうのも、ある気がしますよね。

私自身は、病気にまつわるいろんなことに、
今ひとつリアリティが足りないような、そんな気がするんですが、
これってもしかしたら、よつばさんがおっしゃる「前向きを装う」と一緒で、
無意識のうちの自己防衛本能が働いてるのかなーって思ったりもします。

あと私、もうちょっと「生」に執着しないといけないかな、
という気がしてます・・・。
あ、別に死にたいわけじゃないんですよ、それは大丈夫なんですけどねー。
Posted by シロクマ at 2007年01月19日 21:32
>まきさん
まきさんも淡々としてるタイプ、ですよねえ。
職業柄っていう面も、あるかな??
でもホント、自分じゃどうしようもないってとこ、ありますよね。
治療を選択することはできるけど、
その治療の効果があるかどうかはわからないし。
そうですねー、冷静と情熱、うんうん、赤い本と青い本、ですね!(違うって!)
Posted by シロクマ at 2007年01月19日 21:34
>dekoさん
「いつまでも思ってられないいい加減な性格」っていうのは、
すごく大事なことな気がします。
それってよく言われることだけど、「良い加減」なんだと。

でもホント、予後の長い病気だから、あんまり飛ばすと息切れしそうですね。
あ、私、全然飛ばしてないけど。(汗)
Posted by シロクマ at 2007年01月19日 21:35
>kotaさん
kotaさんは突っ走るタイプなのかあ。
私、そういう人がとってもうらやましいです。
自分にないものだから〜☆
でも私も、人生なるようになる、って思ってますよ!
そこは同じですね!!ふふふ。
Posted by シロクマ at 2007年01月19日 21:36
こんばんは。

私は無理に前向きに考えようと進むタイプか?
第三者として見ている自分がいるな。

ロールプレイングゲームの様に見つめているかも(⌒-⌒;)
本音は凄く怖かったりネガティブな面を持っているのに隠してニコニコして突然疲れ薬草でも使っている気分?
守らなくては行けない奴もでかくなり、後は勝手にやっとくれってネ(^〜^;))

一つの人生暗く考えても一生なら
明るく楽しくいってみたいよね。
Posted by ほっこ at 2007年01月19日 22:30
>ほっこさん
あー、ほっこさんはやっぱり、がんばっちゃってるんですね。
無理に前向きってのも、自分がきつくない程度なら、アリかな?
暗くなろうと思ったら、どこまででもいけちゃうかもしれないし・・・。

暗くなるのもたまにはいいのかもしれないけど(!?)、
基本的には明るくいきたいですよね!!
Posted by シロクマ at 2007年01月20日 00:10
シロクマさんもう1度こんにちわ。
 わたしシロクマさんの”生にあまり執着しない・・”読んで 自分もそうだな〜とうんうんうなずいちゃったのよ。
 病気がわかるまえは”子供のことで考えるたび 夫と義母で育てた方が いい子になるんじゃないか!なんて思ってたこともあるので、小さい子がいても いなくても私の場合あまり関係なかったな。そのことを術後はっきり娘に言ったら、”生きていてもらいたい”といわれました。
 だからこの病気になってからのほうが、前より生に執着するようになってきたかな〜!と思ってますよ^^
Posted by deko at 2007年01月20日 15:33
>dekoさん
「生への執着」は、やっぱりあった方がいいと思うんですよねー。
人間、というか、生き物としてそういうもんだろうと。
dekoさんは、正直な気持ちをお嬢さんにお話しされたんですね。
病気がきっかけでも、心にひっかかってたことをお嬢さんに話せたのは、
よかったですよね。
誰かに必要とされてるっていう気持ちは、生きるモチベーションにつながりますよね!
Posted by シロクマ at 2007年01月20日 21:24
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